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感染予防と身体活動の維持について

感染予防と身体活動の維持のバランスを適正に保つことが重要です

新型コロナウイルス感染の影響が長期にわたり続いています。
サービス利用にしても自粛にしても、それぞれメリットとデメリットがあります。
感染予防のためには外出を控えることは重要ですが、高齢者の場合、身体活動量が減少することで転倒・骨折しやすくなったり、要介護状態に至りやすくなります。
 
つまり、感染予防と身体活動の維持のバランスを適正に保つことが重要です。
東日本大震災の被災地域では、震災後の要介護認定者数が増加したことが報告されています。その要因は、身体活動量や社会的交流の減少が考えられています。
以下は、国立長寿医療研究センターによる新型コロナウイルス感染拡大前後で、1週間当たりの身体活動時間の増減に関する調査です。
身体活動時間の変化1
新型コロナウイルス感染拡大前後で、1週間当たりの身体活動時間は約60分(30%)も減少していたそうです。運動が継続できない期間が長くなれば、要介護高齢者が増加する可能性が高まっています。やはり、自粛生活を継続する場合は、運動する時間を持つことが非常に重要です。
身体活動時間の変化2
〔引用〕国立長寿医療研究センター 理事長 荒井秀典/筑波大学 人間系 教授 山田実
現在、サービス利用を自粛されているお客様に、運動メニューの郵送と電話連絡による心身状態・生活状況の確認を月1回の頻度で実施しています。ご自宅においても運動継続されている方もいらっしゃれば、運動が実施できていない方もいらっしゃいます。ぜひご自宅での運動を継続いただきますようお願い致します。
フレイルの進行を予防するために
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