本文へ移動

熱中症予防対策をしましょう

2024-08-06
いつもブログを見てくださってありがとうございます
ウィル片野の看護師です。

7月・8月に入り、気温が30℃を越える日々が続いていますが、
いかがお過ごしでしょうか
近年、家庭で発生する熱中症が増えており、
高齢者では住宅での発生が半数を超えております。
室内でも蒸し暑くて風通しが悪い部屋では
「高温・多湿」になり、
熱中症が起こりやすい環境となります。
高齢者の熱中症が室内で起こる理由は?
①エアコンをつけない高齢者が多い。
 高齢者の熱中症で、重症化して救急搬送されるケースでも
 室内でエアコンがあるのに使用しなかったケースが多いです。

②睡眠中の脱水症・熱中症
 睡眠中は大量の汗をかき、加えて寝ている間は水分を一切
 摂取できないため、脱水症を引き起こす環境にあります。
 また、高齢者には夜中頻繁にトイレへ行く事を避けるため、
 就寝前にあまり水分を摂らないようにしている方が多いです。
 寝るときに着る衣類も吸水性・通気性が悪いと熱がこもり、
 発汗が進むため、さらに危険度増します。

高齢者の熱中症対策・予防は?
①室温は28℃以下、湿度は50~60%を保ちましょう!!
 室温や湿度は体感では分かりにくいので、温室計を置きましょう。
 冷房や扇風機を活用して「室内を」涼しくしましょう。
 カーテンやすだれ等を活用し、日差しを抑えましょう。

②衣服を工夫しましょう!!
 衣服を工夫して暑さを調整しましょう。
 衣服は麻や綿など通気性のよい生地を選んだり、下着には吸水性や
 速乾性にすぐれた素材を選ぶとよいでしょう。

③水分を計画的にとろう!!
 喉の渇きを感じなくても、こまめな水分補給を心がけましょう。
 キュウリやナスなど、水分を多く含む食材を、食事に取り入れましょう。

③暑さに備えた体力作りをしましょう!!
 バランスの良い食事やしっかりとした睡眠をとり、
 丈夫な体をつくりましょう。
高齢者を熱中症から守るには・・・
家族や周囲の配慮が不可欠です!!
本人が「このくらい大丈夫」「大げさだ」と
言っても熱中症にならないよう、家族は環境を
整えるようにできると安全です。
熱中症の危険性や対策の重要性を伝えながら、
ご本人様に理解してもらうといいでしょう。

最後までブログを見てくださり、ありがとうございます
リハビリセンター ウィル片野
TOPへ戻る