自律神経について~春編~
2024-05-04
皆様こんにちはライフラボ戸畑の看護です。
春は自律神経の乱れに注意
春は「身体がだるい」「イライラする」「やる気が出ない」などの
心身の不調を感じる方が多いようです。
これらの不調は朝晩の寒暖差や環境の変化によるストレスから生じる、
自律神経の乱れが原因かもしれません。
春に感じやすい不調とは?
具体的にどのような不調の訴えが多いかまとめてみました。
・昼間眠い ・身体がだるい
・イライラする ・肩がこる
・気分が落ち込む ・憂鬱感
・倦怠感 ・目覚めが悪い
・不安感 ・腰痛
春にこのような不調を感じる方は多く、身体の多岐にわたっているのが
特徴です。また、自律神経の乱れが原因の場合は、
症状が複数同時に現れることも多く、日によって
症状に軽い・重い等の違いもあります。
なぜ春に不調を感じるの?
春は1年のうちで寒暖差が1番大きく、気温の変化に
対応するため身体は交感神経の働きが優位な状態(緊張状態)が
続きやすくなります。この状態では、疲れがたまりやすい、
免疫力が下がる、胃腸の働きが落ちる、肩や腰が痛くなる、
身体が冷える、寝つきが悪くなるなどの症状が現れやすくなります。
自律神経の乱れをチェックしてみましょう
①めまい、耳鳴り、立ちくらみが多い。
②胸のしめつけ、ザワザワする感じが時々ある。
③心臓の鼓動が急に早くなる、脈拍が飛ぶ時がある。
④息苦しくなる時がある。
⑤手足が冷える
⑥胃の調子が悪い
⑦下痢や便秘が多い、又は繰り返す。
⑧肩こり、腰痛がなかなか治らない。
⑨手足がだるい時が多い。
⑩顔や手足だけ汗をかく。
⑪朝起きるときに疲労感がある。
⑫気候の変化に弱い。
⑬風邪でないのに咳がよく出る。
いくつ当てはまりましたか?
日常生活に支障がある時はかかりつけ医に相談しましょう。
自律神経を整えるために
自律神経を整えるため、次のことに気を付けてみましょう。
☆決まった時間に起床し、朝食を食べる。
休日もできるだけ決まった時間に起床し、起きた後はカーテンを開けて
部屋に朝日が入るようにしましょう。また、朝食を食べることは
生活リズムを整えることに有効です。
☆自律神経を整える作用のあるビタミン・カルシウム・ミネラルを
積極的に摂るように意識する。
ビタミンC・・・みかん、イチゴ等の果物、野菜、イモ類
ビタミンA・・・緑黄色野菜、卵、レバー
ビタミンE・・・ナッツ類、魚介類、カボチャ、アボカド
カルシウム・・・乳製品、豆腐、ゴマ、煮干し等
☆良質な睡眠をとる。
就寝前に目元や首元を温めたり、ハーブティーを飲む等しながら、ストールを
活用しましょう。
☆ストレスを解消させる。
ストレッチやウォーキングなどの身体を動かすことで気分転換を図ると
心身がリフレッシュできます
またご自分の趣味などの時間をとる事で気持ちも上がります。
季節による影響は避けられないので、日常にちょっとした工夫を取り入れ、
春を楽しくすごしたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回のブログもお楽しみに